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いつまでやれるか分からないけれど

いつまでやれるか分からないけれど

ほぼ、年金の無い我が家では

まさに、死ぬまで自営の仕事を頑張って続けるしかありません。



屋台骨でもある肝心の夫は

人生後半に突入してから、癌になったり

脳梗塞になったり、

昨年なんかは

指を切り落とす、などという

血の気が引くような事までありました。


かっとなりやすい、瞬間湯沸かし器男だし

パワハラも、モラハラも、お得意技です。

一番厄介なのは、性格がねちっこくて、拗ねたら最後

ハンガーストライキに、鬼の面。

口も聞かなくなり、

こちらは、怖々自分の存在を消すように暮らさなければなりません。

短くても三週間、その状態が続いて

完全に雪解けするのには1ヶ月はかかる感じです。



そういう事、何回も何回も繰り返してきた人生でしたが


最近、だいぶましになってきたような気がします。

まずは、話し合いが少し出来るようになりました。

これまでは、一方的が当たり前でした。


スネ雄が変化し始めた理由はよく分かりませんが


もしかしたら

これまで、頼めばバイトに来て仕事を手伝ってくれていた友人が

腰痛の悪化を理由に、あまり来られなくなりました。


手伝ってくれる人と、友人を同時に失った状態なわけです。

結局、最後には家族しか残らなかったでしょ?

と、私は心の中で呟きます。


スネ雄も、徐々にそれに気付きはじめたかもしれません。




スネ雄は、仕事場で

私は、当分の間事務所で仕事があります。

今後の運営の仕方を提案しても、今までは耳を貸そうともしなかったのに

今日は、少し話を聞いてくれているようでした。



ようやく、自分の限界に目を向ける気になってくれたのなら

私も仕事がやりやすくなると思います。




とにかく

自分で自分の口を養わなければならない身分なんですから

自分達の足元をちゃんと見てやっていかなくてはね。


座りっぱなしの事務作業

暫く、続きそうです。



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花みっ子

Author:花みっ子
62歳を目前にバセドウ病になりました。
時々噴火する独裁人間の夫と共に38年。夫の大病を機に経営していた会社を解散し、夫婦二人だけの自営業に転身しました。家のローンはあと3年。まだまだ働き続けなくては・・・。老後の明かりを求めて節約生活です。不仲な自営業夫婦の憂いある日々に、庭に咲く薔薇や草花に心の癒しを求め。家族の事、庭の事、日々の思いを綴っていきます。
時々覗いてみて頂けたら嬉しいです。

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